12月3日、OPBF&WBO Asia Pacific 「Quintuple Title Match」をエディオンアリーナ（府立体育会館）で観戦してきました。

第1試合（WBOAPフライ級王座決定戦）に登場した工学研究科修士課程２年生の坂本真宏君（同級５位）は、同級１位のタイ国、クワンタイ・シスモーゼンに３Ｒ途中でＫＯ勝ちし、見事チャンピオンになりました。日頃のトレーニングの成果もあるとおもいますが、頭脳的な試合運びで最初から圧倒していたのが、印象的でした。
なお、メインイベントの第４試合では、同じジム（六島ジム）の看板ボクサー（太尊康輝、ミドル級チャンピオン）が挑戦者に ＴＫＯ負けを喫するという、まるで横綱が平幕に敗れるような番狂わせがありました。初めてのボクシング観戦でしたが、とても興奮するとともに、なんとも過酷なスポーツだなあ、と思った次第です。

なにはともあれ、坂本君には、世界への扉を開くチャンスが生まれたわけでして、今後も、謙虚な姿勢で戦い続けて夢をかなえて欲しいと、先輩として、心からそう思います。今後も、彼がボクシングを続ける限り、応援したいと思います。

吉田　稔　（機械・S52卒・副会長）